五十音用語解説 タコ猫さん
タコ猫さん <タコ・ネコ・サン>
山形県米沢の郷土玩具・さがら人形のうち、
頭上にたこを乗せた猫の土人形。
五十音店内ではタコ猫さんの愛称で親しまれる。
さがら人形の由来は安永、上杉鷹山公時代にまで遡る。
藩財政立直しのため相良清左衛門が
陶器製造技術の習得と開窯したことを
初代とし、生活雑器のみならず
気品ある土人形を得意としたことに始まる。
現在は八代目を数える。
愛らしい造形は
見るものをなごませるが
のみならず
数々の厄落しの逸話をもつ。
その不思議な体験は五十音店主にも顕れたという。
五十音に納められるタコ猫さんは
特別に鉛筆の模様を有する。
文房具に関わる祈願を有する証として
通の評価が高い。
五十音用語解説 不定休/FKISOK
不定休 <フ テイキュウ>
FKISOK <フキソク>
不定休は五十音の営業形態のこと。
特定の休みなどを定めず、営業時間にも規則性がないため
不自由この上ないと認識されているが
事前の予約等を利用すると、
深夜や早朝の利用も可能であるため
それをよしとする声もごくわずかであるが
聞かれるという。
大手検索エンジンの用意した店舗情報枠にも
あてはめることができず、
正確な営業情報はググっても入手できない。
フキソクは、フリスクのケースシールの
パロディデザインとして
不規則休業に見舞われた買い物客に
振舞うために一時期製作された。
が、パロディ内容がわかりにくかったため、
あまり人気が出ず
平成二十一年に廃止。
読者のお便りから
五十音用語解説 ヴィニャス
ヴィニャス <ヴィ・ニャス>
ニ千十五年に発表された
五十音用語解説 ジュラキ
ジュラキ <ジュラ・キ>
万年筆風補助軸の二千十五年の特別色の名称。
胴軸素材はエボナイト、金属部分は真鍮。
深緑を基調としたしっとりとした配色から
うっそうとしたシダのジャングルを
イメージした愛称。
この調色は再現ができないことから
絶滅種と認定されている。
販売は胴軸、キャップとも同色だが、
愛好家によっては、
黒色のものとの差し替え、
コンビネーションを
楽しんでいる。